気象観測システム

observation

概要

近年、日本では局地的な豪雨などの極端な気象災害が多発しており、その対策として気象観測が重要になってきております。一方で景気低迷の中予算は限られており、対策費が十分当てられない状況も見受けられます。
 このため、弊社では気象観測の中枢となる多機能なデータロガー装置を開発することにより、施設の設置から情報の表示にいたるまで、これまでに比べ低コストで構築することを可能にしました。

特徴

  • 気象測器の選定から設置、観測データの収集・配信、表示ソフトの提供等をご相談に応じてサポートいたします。お客様の既存の設備を活用してシステム構築することも可能です。
  • 新たに開発した多機能データロガーによって、国際基準に対応した多種類の観測機器との接続が可能です。また、電池駆動を考慮した電源仕様とし、耐雷性などの信頼性も高めました。LAN接続や携帯での通信機能も標準装備しています。
  • お客様の用途に合わせた仕組みが構築できます。
  • システムの構築後はご要望に応じた運用保守も承ります。

システム構成

お客様の利用形態に合わせたシステム構成が選択可能です。観測データを弊社データセンターで収集し、加工した後にデータ配信する構成(データセンター利用型)と、お客様の管理環境にて構成(モニター直結型、専用PC型)する方式、そしてその両方を利用する複合型の構成構築が自由に選択できます。
 

◆データセンター利用型

    弊社データセンターにて観測データを収集します。収集した観測データをお客さま側で扱いやすいxml等に加工し、お客さまが指定したサーバに定期的(標準は10分間隔)にデータ配信いたします。
    先ずはあまりコストをかけずに1か所の観測から始めたいお客様から、複数の観測設備の維持管理にお困りのお客様まで、幅広くご利用可能です。

◆モニター直結型

    観測データをリアルタイムで監視したいお客様向けの方式です。
    モニター直結型では、AWSデータロガーに市販のモニターを直接接続する方式となっており、刻一刻と変化する観測データを瞬時に表示する事が可能です。主に実況監視でご利用されるお客様向けです。

◆専用PC型

    リアルタイムでの表示機能に加え、社内LAN等を経由し専用PCで観測データを受信する事で、過去データの保存・表示が可能となっています。実況監視に加えて、過去データの保管・表示、帳票印刷等が必要なお客様向けです。


データ表示

お客様の利用方式に合わせて、表示ソフトをご用意いたします。

◆データセンター利用型

    お客様でインターネット環境をご用意いただければ、最新の観測データをWebブラウザで確認することができます。
    ・サンプル画面はこちら
    その他、オプションとなりますがお客様のご要望に合わせてWebコンテンツの作成やWebサイトの構築も可能です。

◆モニター直結型

    AWSデータロガーにあらかじめ組み込まれた表示機能により、風向風速の瞬間値(リアルタイムデータ)や平均風速などの統計値及び時系列グラフを表示します。

◆専用PC型

    専用PCに観測データ収録ソフトと表示、印字ソフトを事前にインストールすることで、モニター直結型と同様に瞬間値(リアルタイムデータ)や統計値及び時系列グラフを表示することができます。また、過去データを自動的に専用PCに保存しますので、過去データを利用し日表の表示や地点別月表、要素別月表など各種帳票表示や印刷ができます。


  印刷イメージ(PDF)はこちら

※PC専用型ソフトはWindowsXP以上で動作します。

多機能データロガー

気象測器の設置・観測データの収集・データ処理をシステム化するため、観測現場で中枢となる多機能データロガーを東洋電子工業株式会社と共同で開発しました。その結果、多様のニーズに対応可能な気象観測システムの構築を実現いたしました。さらに、既設の気象観測設備においても使用可能なように配慮しております。

  • センサー接続部(FEU)とデータ処理部(本体)を分けたため、設置工事が容易
  • 耐雷性を向上。電源は、直流電源を主にAC100Vや太陽光からの供給も可能
  • 基本的な統計処理をロガー内でおこなうため、モニターに直結して表示可能
  • 国際基準にも則った、海外、国内の各種センサーに接続可能
  • 実況監視のための表示機能を標準装備
  • 観測データは、社内LAN等のネットワークを利用して別のPC等に送信可能

導入例

  • A社さま : 安全管理のために風向風速計を導入され、モニター直結型の構成でリアルタイムの観測データを監視されています。