気象情報通信の気象データロガー・サービスとは

気象測器の設置・観測データの収集・データ処理をシステム化するため、観測現場で中枢となる多機能データロガーを東洋電子工業株式会社と共同開発しました。その結果、多様のニーズに対応可能な気象観測システムの構築を実現いたしました。
さらに、既設の気象観測設備においても使用可能なように配慮しております。

  • 高性能プロセッサを実装した
    自動気象観測データロガー

    高性能プロセッサを実装した自動気象観測データロガー
  • CWS向けに開発された
    省電力データロガー

    CWS向けに開発された省電力データロガー
  • 雨量計測に特化した
    雨量計専用データロガー

    雨量計測に特化した雨量計専用データロガー

自動気象観測データロガー

本機は高性能プロセッサを実装した新世代の自動気象観測用データロガーです。気象観測機器等から出力された信号は、A/D変換器(FEU)で処理され 、UTPケーブルで接続されたデータロガーに送信されます。データロガーでは内臓プログラムにより基本的な統計処理を行った後、データの収録および伝送が行われます。
また、ノイズ除去、雷サージなどの対策を講じた他、直流電源で稼働するなど、幅広い設置条件に対応しています。

特徴

  • センサー接続部(FEU)とデータ処理部(本体)を分けたため、設置工事が容易
  • 基本的な統計処理をロガー内でおこなうため、モニターに直結して表示可能
  • 国際基準にも則った、海外、国内の各種センサーに接続可能
  • 実況監視のための表示機能を標準装備
  • 観測データは、社内LAN等のネットワークを利用して別のPC等に送信可能
データロガー/FEU(フロントエンドユニット)

構成例

自動気象観測データロガー構成例

仕様

  • 多機能型データロガー WL-2250
    項目 本体仕様
    入出力ポート (1)RS-485ポート 1ch FEUとの接続用
    (2)RS-232Cポート 1ch デジタル出力センサ接続用
    (3)LANポート 1ch
    (4)USBポート 2ch
    (5)VGA信号出力ポート 1ch
    サイズ・重量 220W×150D×60H 約1.3kg
    電源 DC12V 6~10W
    耐サージ 3kV min
    設置環境 0℃~+50℃
    データ転送方式 FTP(PUT) E-Mail形式
    統計処理 瞬間値、平均値、最大・最小値、起時、積算値、標準偏差など
    オプション UPS AC100V電源アダプター
  • FEU FEU-2250
    項目 本体仕様
    入出力ポート (1)6ch 標準仕様0~1V 指定により 0~10mV±1V、0~5 V、±5 V、4~20 mA可
    (2)4線式白金測温抵抗体入力 2ch
    (3)風向用8bitロータリーエンコーダ入力 1ch
    (4)風速用パルス入力 1ch
    (5)接点入力 4ch
    (6)RS-485ポート 2ch マルチドロップ接続用、AWSデータロガー接続用
    サイズ・重量 150W×110D×30H 約300g
    電源 データロガーからの給電
    アナログ入力耐サージ 10kV 8/20μs
    設置環境 -20℃~+70℃
    オプション
    表示ソフトウェア 監視用ソフトウェア
    パッケージソフト PC用ソフトウェア データ二次処理、表示、印刷、データダウンロード

省電力データロガー

本製品は、CWS(Compact Weather Sensor)向けに開発した省電力のデータロガーで、商用電源を使用せずに長期間の観測データを連続収録できるものです。電源は内蔵のバッテリーから供給し、そのバッテリーは付属のソーラーパネルにより充電されます。そのため、長期間の無人稼働が可能となっています。
観測データは、データロガーに内蔵されているSDメモリカードに収録されますので、データの回収は収録済みのSDメモリカードを定期的に交換して持ち帰り、それをパソコンに読み込むことで行います。
また、本製品はソーラーパネル付き屋外BOXに収納されており、CWSとともにそのまま屋外に設置して使用します。

特徴

  • 省電力、低価
  • CWSと直接接続しデジタル信号を入力、電源供給も可能
  • 内蔵のCPUで統計処理を実施
  • CWSのほか、雨量計パルス信号
  • 4mA~20mA信号も入力可能
  • データ転送や表示機能などのオプション機能あり
     データ転送:LAN、携帯電話網など
     表示機能:リアルタイム表示、帳票表示、CSV出力、印刷
BL-5156データロガー

構成例

省電力データロガー構成例

仕様

省電力データロガー
項目 本体仕様
入出力ポート (1)RS-422 or RS-485 1ch CWS接続用
(2)雨量計パルス 1ch
(3)標準仕様4-20mA 1ch
(4)SDカード
サイズ・重量 210(W) x 117(D) x 57(H) mm 1Kg
電源 電圧 7~16 VDC
消費電力 計測時10mA、 収録時50mA以下 (DC12V)
設置環境 -10~60℃、非結露
統計処理 瞬間値、平均値、最大・最小値、起時、積算値、標準偏差など
オプション LANポート、UPS,AC100V電源アダプター
省電力データロガー
パッケージソフト データ二次処理用ソフトウェア

雨量計専用データロガー

局地的な大雨の監視など防災対策として重要な雨量観測において、長期間のオフライン観測はもとより、多様な通信網に対応した雨量計データロガー及びデータ収集装置を東洋電子工業株式会社と共同で開発しました。パソコンと雨量計データロガーを接続し、1対1でデータ収集する構成や、データ収集装置を用いて複数(最大20台)の雨量計データロガーからデータを収集し、パソコンへ転送する構成など、柔軟な組み合わせ設計が可能です。

雨量計データロガー(RAINFORCE)特徴

  • 電源のない場所では内蔵バッテリーを用いて長期間の記録が可能
  • オンラインでのデータ収集を行う場合は外部電源の利用が可能
  • LEDモニターによる動作確認が可能
  • インターネットや社内ネットワークなど多様なネットワーク接続に対応
  • 電池寿命は5年または30000パルス(0.5mm計で15000mmに相当)

データ収集装置(RP-4111)特徴

  • データ収集装置1台で複数(最大20台)の雨量計データロガーを管理可能
  • 収集したデータはメール添付またはFTPにより別のPC等へ送信可能
データ収集装置/雨量計専用データロガー

観測装置からPCで直接データを取得する場合の構成例

観測装置からPCで直接データを取得する場合の構成例

複数の観測装置からまとめてデータ取得する場合の構成例

複数の観測装置からまとめてデータ取得する場合の構成例

仕様

  • 雨量計専用データロガー PL-5150L
    項目 本体仕様
    入出力ポート (1)RS-485ポート 1ch FEUとの接続用
    (2)RS-232Cポート 1ch デジタル出力センサ接続用
    (3)LANポート 1ch (4)USBポート 2ch
    (5)VGA信号出力ポート 1ch
    サイズ・重量 220W×150D×60H 約1.3kg
    電源 DC12V 6~10W
    耐サージ 3kV min
    設置環境 0℃~+50℃
    データ転送方式 FTP(PUT) E-Mail形式
    統計処理 瞬間値、平均値、最大・最小値、起時、積算値、標準偏差など
    オプション UPS AC100V電源アダプター
  • データ収集装置 RP-4111
    項目 本体仕様
    入出力ポート (1)6ch 標準仕様0~1V 指定により 0~10mV±1V、0~5 V、±5 V、4~20 mA可
    (2)4線式白金測温抵抗体入力 2ch
    (3)風向用8bitロータリーエンコーダ入力 1ch
    (4)風速用パルス入力 1ch
    (5)接点入力 4ch
    (6)RS-485ポート 2ch マルチドロップ接続用、AWSデータロガー接続用
    サイズ・重量 150W×110D×30H 約300g
    電源 データロガーからの給電
    アナログ入力耐サージ 10kV 8/20μs
    設置環境 -20℃~+70℃
    オプション
    表示ソフトウェア 監視用ソフトウェア
    パッケージソフト PC用ソフトウェア データ二次処理、表示、印刷、データダウンロード

気象データロガー・サービス導入実績

Webサイトに掲載されていない事例も多くございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

  • 大手鉄道会社様に自動気象観測システムを使った、架線凍結監視システムを導入いただきました。
  • 海外に省電力データロガーを使った気象観測システムを導入いただきました。

気象データロガー・サービス導入までの流れ

  1. 1.事前打ち合わせ・現地調査

    • 気象データロガーのみの更新など
      お客様のご要望をヒアリング
    • 電源、ネットワークなど設置環境を確認
    • 必要に応じて現地調査を実施
  2. 2.ご提案・契約

    • データロガーおよび
      気象観測システムをご提案
    • 仕様内容を確認の上、契約を締結
  3. 3.設置・契約

    • 現地設置作業を実施
    • 現地動作試験および出力値の確認
    • 説明会の実施
  4. 4.ご利用開始・保守

    • 操作方法やご不明点があれば随時対応
    • 不具合発生時のお問合せ対応
    • 保守については、別途ご相談

気象データロガー・サービス サポート・修理・保証などのご案内

納入機器およびソフトウェアについては、標準で1年間の保守対応としております。
定期保守、リモート保守、現地対応保守をはじめ、障害時だけのスポット保守など、お客様のご要望に応じた対応が可能です。
詳しくは、営業担当までお問合せください

気象データロガー・サービス FAQ

Q.どの気象データロガーがよいのでしょうか?
A.AC電源があり、雨量以外の要素も測定したい場合は、自動気象観測データロガー、雨量だけでしたら雨量計専用データロガー、AC電源がない環境でしたら省電力型データロガーをお勧めしております。お客様の環境やご要望に応じた最適な機器をご提案します。
Q.気象以外の観測機器にも対応していますか?
A.気象観測機器では、風向・風速計、温度計、湿度計、雨量計、日射計、日照計、気圧計、積雪深計、視程計、蒸発計などほとんどの機器に対応しております。
気象 観測l機器以外では、水位計、Webカメラ、騒音計、振動計、臭気計、土壌水分計、パトライト、ブザー装置なども実績があります。
その他の機器については、営業担当へお問合せください。