局地的な大雨の監視など防災対策として重要な雨量観測において、長期間のオフライン観測はもとより、多様な通信網に対応した雨量計データロガー及びデータ収集装置を東洋電子工業株式会社と共同で開発しました。パソコンと雨量計データロガーを接続し、1対1でデータ収集する構成や、データ収集装置を用いて複数(最大20台)の雨量計データロガーからデータを収集し、パソコンへ転送する構成など、柔軟な組み合わせ設計が可能です。
雨量計データロガー(RAINFORCE)
◆観測装置からPCで直接データを取得する場合の構成例

◆複数の観測装置からまとめてデータ取得する場合の構成例

雨量計データロガー(RAINFORCE)
・電源のない場所では内蔵バッテリーを用いて長期間の記録が可能
・オンラインでのデータ収集を行う場合は外部電源の利用が可能
・LEDモニターによる動作確認が可能
・インターネットや社内ネットワークなど多様なネットワーク接続に対応
・電池寿命は5年または30000パルス(0.5mm計で15000mmに相当)
データ収集装置(RP-4111)
・データ収集装置1台で複数(最大20台)の雨量計データロガーを管理可能
・収集したデータはメール添付またはFTPにより別のPC等へ送信可能